玲月流 初代 篠笛奏者の森田玲(演奏)による篠笛の教本です。
祭で岸和田だんじりをひく鳴物の方や、鳴物を目指す子供たちのために書き記したものです。
篠笛をはじめて持つ人のために、基本中の基本から図表を用いて丁寧に解説しています。
付属CD には本文に譜面で記した音曲に加えて、そこから発展させた様々な旋律を吹き込んでいます。
著者 |
森田 玲(編著) |
出版 |
民の謡 |
仕様 |
A5 版/ 32 ページ |
◯目次
- はじめに
- 各部の名称 ・笛の構え方
- 指の構えの注意点 ・指使いの番号
- 音の出し方 ・指運びの練習
- 指打ちの基本 ・指打ちの応用
- 地打ち拍子の種類 ・並み足の笛
- 刻みの笛 ・地車の歴史
- 岸和田地車囃子の特徴 ・息を長くする方法
- カスレのない音を出す方法 ・笛の勘所をとらえる
- 左手の指打ちと親指の位置 ・巻き舌、音揺れ、胴揺れ
- 口周りの筋肉痛/口笛法度 ・笛の手入れと保管方法
- 笛の太さ−通常管と極細管 ・管頭の数字/飾り房
- 宮入り囃子/しまい太鼓
- あとがき